テストステロンを知らずして効果的な筋肥大は望めない

筋トレする男性

テストステロンというホルモンをご存知だろうか?このホルモンは、いわゆる男性ホルモンの一種であり、特に男性に多く分泌されている成分である。テストステロンは男性ホルモンの一種であることから、当然ヒゲを生やしたり男性機能の維持をしたりするなどの働きを担っているのだが、実はそれだけがテストステロンの中核的な役割ではなく、なんと筋肥大を促進する働きも持っていると考えらているのだ。だからこそ、テストステロンを知らずして効果的な筋肥大は望めないと言っても良いだろう。

筋トレのメカニズムとしては、一般的にトレーニングによって筋肉が損傷し、その損傷が回復する過程で筋肉が肥大すると考えられている。ただ、筋肉の損傷を回復させて筋肥大を行うためには、「筋肉を回復させなければならない」というシグナルを身体自体が感じなければならないのだ。そしてそのシグナルの役割を担うのがテストステロンなのである。つまり、同じ筋トレをしたとしても、テストステロンの分泌が少なければ身体は筋肉の回復をする必要性を感じられずに筋肥大の効率を落とすことになってしまう。だからこそ、効果的な筋肥大を行うためにはできる限りテストステロンの分泌を促進させるトレーニングが求められるのである。

テストステロンの分泌を多くするためには幾つかの方法があるが、その中でもトレーニングをする時に筋肉に与える負荷を自分の限界に設定するなどのものが良いと考えられている。これは余裕で20回のトレーニング動作が行える負荷よりも、限界の状態で10回のトレーニング動作を行える負荷を選択するという方法だ。

上記のような方法などで、テストステロンの分泌を促進することができれば、今まで行っていたトレーニングよりもより早く、そして大きく筋肉を肥大させることができる。なので、筋トレを行っている人はテストステロンの存在についてしっかりと知識を深めるようにしておくと良いだろう。

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